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2020年の投資をとおして
2020年7月に日本株から米国株投資へ意向しました。
投資のやり方をじっちゃまから教わりながら、見よう見まねでマーケット動向に沿って行動しました。
じっちゃまの投資方法自体は上手にまとめている方々にお任せして、私は自分の投資操作や感情を交えながら記録として残したいと思います。
管理人の現在のPF(ポートフォリオ)等はツイッターをご覧下さい。
Tweets by stock_hold
コロナショック時の対応
3月のコロナショック時、日本株90%・現金10%とほぼフルポジ被弾。売上減少が見込まれた居酒屋のNATTY SWANKYなんかはハイパー大暴落して一時的に含み損50%になりましたね。今となっては良い思い出です。
暴落時、ココで株を売って全て現金で放置すると大損することは過去の経験で分かっていました(2016年ブレグジット等)。なので7月まで放置していました。
このころはじっちゃまの存在は知りませんでした。
感情的取引は損する
決算原理主義との出会い
7月にツイッターを見たら米国株の調子が良いことが判明。思い切って日本株のほとんどを売却し(結果:大きな損切り)、ドル転してSBI証券に突っ込みました。
じっちゃまの決算に基づく売買方針に従い、決算の良くても株価が10%ほど下がったテスラ(TSLA)を買った時、恥ずかしながら正直ドキドキでした。
その後もテスラは好決算を出して、ずっと保有しています(2021年1/1現在)
グロース銘柄は決算を元に売買する(決算原理主義)
コロナワクチンのトレード
このころからワクチン銘柄(バイオンテックBNTX、モデルナMRNA)へのトレードも挑戦しました。
買うのが遅すぎてBNTXは平均買値80ドルでPFの20%。60ドルを底抜けした時は「かなりヤバイ」と思いました。しかしじっちゃまに「株価なんか見るな。企業がきっちり仕事しているか、出てくる情報をチェックしろ」と教えてもらい、毎日BNTXとMRNAのプレスリリースを見ていました。
結果としてBNTXは狼狽売りせず、第3相臨床試験の有効性データ発表時(116~120ドル)に売り抜けることが出来ました。
旬の銘柄トレードは「噂で買い、事実で売る」
株価を見ず、一次情報を見て売買する
長期金利の重要性
バイオンテック(BNTX)がP3有効性データを発表した際、米長期金利(=米10年債利回り)が急上昇してグロース銘柄がシコタマ弱かったです。
また、コロナワクチン普及により外出が増え景気が回復するムードが強まりました。
これを受けて長期金利上昇&景気感向上により、セクターローテーションが発生しそうになりました。
念のためグロース7、バリュー/景気敏感3の混合PFにしましたが、コロナワクチン承認時には長期金利は横ばいで、再度グロースメインのPFに調整しました。
画像は実際に調整した混合PFです。U, TSLA, AMD, NCNOがグロース銘柄になります。DAL, CAKE, H, SBLKなどのバリュー/景気敏感銘柄は、じっちゃまの情報をもとにコロナでも破綻しない銘柄として選定しました。フルポジなので口座内に現金($USD)はほぼありません。
参考 米10年債利回り
米長期金利は毎朝チェックする
グロース銘柄は米長期金利の急上昇に鬼弱い
米長期金利と景気感の変化→セクターローテを意識
金利急上昇に強い銘柄もある(バリュー/シクリカル)
増資への考え方
若い、育ち盛りの子供にはステーキ食わせないといけません! これと対照的に、じっちゃまのような老人にとってステーキは毒です。公募もこれと同じ。
若い企業の公募は、それが成長にプラスであるかぎりオッケ。
— … (@hirosetakao) July 22, 2020
テスラ(TSLA)は8月末に爆上げした後、公募増資して急降下するシーンがありました。
ツイートを見ると、売ってしまった投資家も結構多かったです。めりどす君は決算を信じていたので売らずにホールドしていました。
好決算のグロース銘柄は増資で得た資金を自社の成長に使うため、さらなる成長が見込めます。
株価が高いときに増資する理由は、発行する株が少なくてすみ、既存投資家に不利な希薄化を最小限に抑制できるです。
好決算で増資する銘柄は買い
(育ち盛りの子どもに食事を与えるように…)
アノマリー
じっちゃまから11月~翌1月の米株は強いというデータが出てきました。
これより、11月の大統領選挙付近ではフルポジ(証券口座内の現金を使い切って全力投資)にしました。
11月~翌1月の米株は強い
悪い銘柄から処分
銘柄を保有していると、必ずPF内でショボイ損益の銘柄が出てきます。
私は10月付近ではフェイスブック(FB)を保有していましたが結構含み損でした。
IPOで将来性のありそうなユニティ(U)が上場したので、含み損のFBなどを処分してUやテスラ(TSLA)に乗り換えました。
PF内をお花畑にするイメージです。悪い銘柄は処分して良さそうな銘柄を買ったほうが資金を有効活用できます。
損益の良い銘柄は放置して、ドンドン含み益を伸ばしましょう。
PF内はお花畑にする
セクハラに厳しいアメリカ
ニコラにはショート筋のレポート、SECからの調査など色々なニュースがありますけど、アメリカのビジネス社会はセクハラ疑惑に対し最も不寛容です。これが出たら…まずアウト!
— … (@hirosetakao) September 21, 2020
SPAC銘柄であるニコラ(NKLA)のCEOがセクハラ疑惑で辞め、同じSPAC銘柄であるプラグパワー(PLUG)も売ってしまいました。PLUGは燃料電池の会社で、すでに商品がウォルマートの倉庫等で活躍しており、SPAC銘柄の中では実績のある銘柄でした。
売ってしまった理由として、SPAC銘柄はストーリーテラー(まだ商品が無く計画だけ)が多く、他SPAC銘柄にも波及する可能性があったためです。結果としてPLUGは買値の2.5倍、NKLAはセクハラ疑惑の直前の半値になりました。しょんぼり。
PLUGを選定できた点は評価できますが、保有銘柄のメンテナンス方法が不十分でした。
SPACの説明は以下をご参考に↓
セクハラはその会社だけ即売り
SPAC銘柄でも商品の実績有無の差は大きい
10倍株狙い
10倍株はIPOして数年で達成する可能性が高いと言います。
ただ、IPO後の銘柄はバカみたいに動きます。IPO後のユニティ(U)なんかは1日10%動くのが普通でした。
決算を信じて握力を高める必要がありますね。ちなみにめりどす君の握力は35kgとショボイです(笑)
具体的な方法はじっちゃまの記事をご覧ください↓
出典 テンバガー発掘3つの鉄則
IPO銘柄は10倍株になる可能性がある
握力は決算で高める
まとめ
学んだことだけをざっくりまとめます。
最重要「米長期金利」は要チェック
グロース銘柄は「決算原理主義」
10倍株狙いでも「決算原理主義」
グロース銘柄は米長期金利の急上昇に弱い
米長期金利と景気感の変化→「セクターローテ」を意識
金利上昇に強い銘柄もある(バリュー/シクリカル)
旬の銘柄は「噂で買い、事実で売る」
株価を見ずに「一次情報」を見て売買
PF管理の基本は「お花畑」
11月~翌1月の米株は強い
「セクハラ」はその会社だけ即売却
「SPAC」銘柄でも商品の実績有無の差は大きい
最後まで読んでいただいてありがとうございます。