バブル

2020年の株価は?金融緩和継続と米大統領選挙に向けて

あまり景気が良いという実感が湧かない中、株価は上昇しています。
NYダウは29000ドル付近、日経平均も24000円に迫っています。なぜここまで上昇するでしょうか。

今回はその理由や2020年の見通しを考えたいと思います。

FRBによる金融緩和再開

これが一番の理由だと思います。
世界経済の中心であるアメリカの元締め(FRB)がお金を市場に供給しており、金余り状態になっています。

上の図はFRBの資産量を表記しています。
「FRBが市場から資産を買う」ということは、「FRBから市場へ資金が供給される」ことを意味します。
なので、この図の線が上昇すれば、FRBは市場へ資金供給をしていることを示します。

2018年からFRBは資産購入をやめる予定でしたが、2019年半ばから資産購入を再開しています。
トランプ大統領から金融緩和するように圧力をかけられ、素直に従っている状態です。
トランプ大統領は2020年11月に大統領選挙がありますので、それまでは株価を高くしたいのです。実績になりますからね。

出典 Board of Governors of the Federal Reserve System
Recent balance sheet trends

株とゴールドが同時に上がる?

 

本来、ゴールドは有事に買われることが多く、株とゴールドが一緒に上がるイメージはあまり無いです。
しかし、今のマーケット状態は行き場を失ったお金がダブついています。
このダブついたお金が両方に流入しているのでしょう。

出典
ダウ平均株価 リアルタイムチャート
WTI原油先物 金先物価格 リアルタイムチャート

CLO爆弾は大丈夫か?

CLOは信用度の低い企業への貸出債権を証券化したものです。
日本の銀行も全体で12兆円ほど買っており、「CLOは危ない」と感じる人もいらっしゃると思います。ぶっちゃけ僕も怖いです。CLOが爆下げすると第2のリーマンショックになるかもしれません。
ただし、金融緩和が継続している現在はまだ大丈夫と考えます。ただでさえ国債の利回りは低く、CLOの高い利回りは魅力だと思います。
これでゾンビ企業も延命ですね。

再選後(2020年11月以降)

本当に怖いのはトランプ大統領が再選した後と思います。
現在は米中貿易戦争の一部合意や金融緩和継続などの策で株価上昇に努めていますが、再選後はやりたい放題になります。
トランプ大統領は中国をドンドン追い込むつもりです。

トランプ大統領は派手なパフォーマンスが目につきますが、したたかに事を進めています。

2020年始のイラン司令官抹殺も、原油高にして原油輸入国である中国の首を絞めています。
アメリカはシェールガス革命で原油輸出国になりましたから、原油高は都合が良いですね。
もちろん原油高になるよう始めから計算し、イラン司令官を消す作戦を実行したはずです。

まとめ

ザックリまとめます。

今年もトランプ大統領についていく