9~11月はアノマリー的に荒れやすい時期です。例年通り乱高下しております。
今後もイベントが盛りだくさん。軽くまとめてみます。
Contents
出来事・今後のイベント
ざっくり2つになります。
米中閣僚級協議
米中貿易戦争の交渉で一定の合意がありました。ただ、文書での合意ではなく口約束?みたいな状態です。
米中どちらも火花を散らし続けると景気が落ちることを懸念していると思われます。
米国はトランプ大統領再選のために株価を上げたいし、中国は関税をかけることが可能な輸入額が米国よりも少ないため純粋に景気後退を気にしています。
少しだけ合意して妥協する?態度を中国側に見せることも、すべてトランプ大統領の交渉術かもしれません(笑)。
やはり、ビジネス出身の大統領は違いますね。結果にこだわります。
日米金融政策
ECBは大胆な緩和をしてきました。日米はどうするのか?
FOMC 10/29~30
トランプ大統領はもっと利下げするようFRBに圧力をかけています。株価を意地でも上げるつもりです。
FRBのなかでも意見が割れているようで、個人的には利下げを継続したら、どこかで軽いバブルが発生しそうな予感がします。
だって、お金が余るんだもん(笑)
出典 JIJI.com
「ドル高で製造業に打撃」=FRBにまた利下げ圧力-トランプ氏
日銀会合 10/30~31
FOMCの直後に日銀会合が開催されます。
ここでの目玉は「短期金利の引き下げ」や「長期金利の低下防止」ですね。
さっくり言うと、イールドカーブのスティーブ化(短期金利と長期金利の差が大きくなる)を日銀は狙っています。
長期金利が落ちてくると銀行・保険・年金などが運用難になるため、あまり低下すると良くないと、日銀の黒田総裁は言っています(口先介入?)。
しかしながら、大幅な円高になっていないため、短期金利のマイナス金利の深堀りは無い可能性があります。
このまま行けば現状維持、円高になればイールドカーブのスティーブ化(短期金利引き下げand/or長期金利低下阻止)を実施すると考えています。
出典 ロイター
アングル:日銀、超長期金利の低下警戒 マイナス転落阻止へ工夫も
株価指数
主要な株価指数を見てみます。
S&P500
米国株の代表指数であるS&P500は最高値へチャレンジ中です。個人的には三角持ち合いに入りそうな感じがしています。最近は1日の変動率が1%以上あって荒れ模様です。
今後も米中貿易戦争に左右されると思います。
日経平均株価
日経平均株価は20500~22500円のレンジ状態。
米国株を追いかける値動きになりそうです。イベントとしては上記の日銀会合ですね。イールドカーブのスティーブ化が起きれば、金利に敏感な銘柄は上昇しそうです。
ポジション
【スイングポジ】
8306 三菱UFJ 買い 4000株
8186 大塚家具 売り 5000株
【優待(スイング)ポジ】
なし
【長期&優待ポジ】
8306 三菱UFJ 現物 2900株
8848 レオパレス21 現物 100株
3167 TOKAI HD 現物 100株
3244 サムティ 現物 150株
3221 ヨシックス 現物 100株
3387 クリレスHD 現物 100株
8591 オリックス 現物 100株
7185 ヒロセ通商 現物 100株
3048 ビックカメラ 現物 100株
【NISAポジ】
SPXL 5株
ポジション操作は無し。
8306三菱UFJ買い はもう少しでストップ発動のところで反発しました。少し利確と損切りの幅を大きくしすぎたかもしれません。
8186大塚家具を新規で空売りしています。この会社はそのうち現金が枯渇すると見ています。詳しくは別記事にまとめたいと思います。
あとは基本的に下落待ちです。上がり調子の10月は現金を貯めて放置しましょう(笑)