バブル

バブルとは?バブルには乗るべきか?メカニズムとバブル崩壊を考える

皆さんはバブルってご存知ですか?
1989年頃の日本株バブルや、最近では2018年1月付近でハジけたビットコインバブルがあります。

以前、若者に投資の説明をした際に、バブルの話をしました。ちょうど2018年1月頃で、その若者には「ビットコインはあと3か月で暴落する」と予言?したら、1週間で暴落してしまいました(^0^))

今回は投資の世界で必ず目にかかる「バブル」を、メカニズムを通して掘り下げてみます。

Contents

バブルとは?

出典 Bloomberg 2018.01.18

バブルって聞くと価格が上がりまくる現象だと思われているかもしれません。
管理人の解釈は少し違っており、バブルを以下のように決めています。

「買う対象が上昇する」という理由だけで買いが集まり、対象の値段が著しく上昇する現象

爆上げしているけど、対象の中身が伴っていない状態です。

バブルの実例

実例を挙げると、いかに中身が伴っていないか分かります。

チューリップバブル

チューリップバブルでは、チューリップの球根1個の価格が家1軒買えるほど上昇しました。
どう考えてもチューリップにそんな価値があるとは思いません。チューリップを食べると寿命が100年伸びれば買うに値したかもしれません(笑)
チューリップに群がった人々は、チューリップの値段が上がるから買ったのです。チューリップの価値なんかどうでもよかったのです。

ビットコインバブル

最近ではビットコインバブルがありました。
1ビットコイン230万円まで上昇していましたね。取引所がCM等で素人を上手くあおったのもバブった要因の1つです。
ビットコインは新たな決済手段として注目を集めていました。さて、1ビットコインが230万円という高い価格で決済手段として利用できるか、ドルや円に対して動きまくるビットコインは決済手段として実用可能なものだったのか。答えはNoですよね。
結局、ビットコインで儲かったのはバブル初期に買った人や取引所です。特に取引所はほぼノーリスクで手数料稼ぎができたはずです。良いビジネスだったな~(笑)

バブルのメカニズム

バブルの時は「買う対象が上がる」から、皆さん買ってきます。
当然プロやセミプロは人気が出てくる前にバブルの対象を買っています。
メディアで騒がれると、素人が一攫千金を夢見て買ってきますが、その後から下落が始まります。

なぜ素人が買うと下落が始まるか?
それは素人が買ったら次に買う人がいないからです。
プロは素人が買い始めたら売ってきます。素人が買ったら次に買う人がいないことを知っているからです。
その後は買う人がいなくなって売る人がいっぱいな状態になり、売りが売りを呼んで暴落します。
プロは素人をあおって買わせようとします。ビットコインバブルでは出川哲郎さんのCMがよい例ですね。

バブルには乗るべきか?

では、バブルには乗るべきなのでしょうか。管理人としては別に乗っても良いと思います。
なぜなら資産を増やすチャンスだからです。
ですが、必ずどこかでバブルから逃げる必要があります。暴落に巻き込まれたら爆損する可能性大です。

バブルから逃げるには?

メカニズムでご説明したように、素人が買ったきた段階で逃げます
ビットコインバブルの時、投資をしていない会社の同期達がしきりにビットコインの話をしており、「口座開設した!」「一緒に3000万円目指そうぜ」などと2017年11月頃に言っておりました。ちょうどCMもやっていたと思います。

言い方が悪くて申し訳ないですが、身近な「素人」を観察するのが良いと思います。
あとはメディアへの露出具合ですね。

管理人はビットコインバブルに乗った?

実は管理人めりどすはビットコインバブルをスルーでした。
私の投資方針は「価値を生み出すもの(=資産)を買う」です。ビットコインに価値が見いだせなかったのです。
バブルには乗れませんでしたが、バブルからの逃げ方が分かったのでヨシとしています。

まとめ

ざっくりまとめます。

まとめ

バブルは上がるから買ってくる
素人が買ったらバブルから逃げる
身近に素人がいないかチェック

最後まで読んでいただきありがとうございます。