2019年9月の日米欧の中央銀行の会合が終了しました。
今回は定期チェック&現状把握のため、9月に発表された日米欧の金融政策をまとめます。
Contents
金融政策
まずはザックリ表にまとめます。
FRB(米国) | 0.25 %利下げで 1.75~2.00 % |
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日銀(日本) | 現状維持。動かず。 |
ECB(EU) | 預金金利 0.1 %利下げで-0.5 % 量的緩和 国債等200億ユーロ/月を購入(市場に現金供給) |
簡単に言うと、日本以外は金融緩和に向かっています。
これだけ見ると円高になりそうですね。
FRB(米国)
トランプ大統領の圧力に屈したのか、パウエルFRB議長は普通に利下げしました。
米国は普通に景気は良いのですが、利下げしました。バブルにならないか心配ですね。まあ、バブルになった方が資産が増加するので歓迎です。
彼も再選するために株価を意地でも上げてきます。これにはぜひとも乗りたいです。トランプ先生が再選失敗したら?これは怖いですね…
余談ですがトランプ大統領の武器であるtwitterは威力抜群です。私もtwitterアカウントを取得した時、始めにトランプ大統領をフォローしました(笑)
日銀(日本)
日銀は現状維持でした。
もう少しドル安円高になると思いましたが、思ったより「ドル円」は下落していません。
理由は様々だと思います。
日本投資家のドルでの運用(日本国債では利回りが獲れない)、海外投資家の日本国債買い&ヘッジのドル円買い(ドル高になると日本国債をドルに戻すときドルが少なくなる)
等が考えられます。
次回10月の会合では「経済・物価動向を改めて点検していく」みたいです。追加緩和するならマイナス金利の深掘りが有力視されています。個人的には追加緩和しない可能性が高いと思います。
理由として、効果的な追加緩和策は無く、ドル円が思ったより下がらないと考えているためです。
ECB(EU)
ドラキ総裁も任期満了が近いためか、大胆に緩和してきました。
市場にお金がバラまかれます。このお金がどこに向かうのか、要注目です。個人的には株式市場や比較的高利回りの社債、リートに来るとみています。
監視株価指数
日米の株式指数も見てみます。
S&P 500
史上最高値にチャレンジして一旦休憩中です。
米中貿易戦争で乱高下しそうですね。下げた時にゆっくり仕込みたいです。仕込むなら勝つ可能性の高いアメリカ株でしょう。中国の資産は買わないようにお願いします。
日経平均株価
外国人投資家の大量の買いが入った今年2019年4月の高値に近づいています。
個人投資家の現物売り&信用売りが8月後半から続いています。日本株は個人が売れば上がりますので、もう少し上げるかも(笑)。日本株は外人さんが動かしています。
ポジション
【スイングポジ】
8306 三菱UFJ 買い 4000株
【優待(スイング)ポジ】
なし
【長期&優待ポジ】
8306 三菱UFJ 現物 2900株
8848 レオパレス21 現物 100株
3167 TOKAI HD 現物 100株
3244 サムティ 現物 150株
3221 ヨシックス 現物 100株
3387 クリレスHD 現物 100株
8591 オリックス 現物 100株
7185 ヒロセ通商 現物 100株
3048 ビックカメラ 現物 100株
【NISAポジ】
SPXL 5株
1357ダブルインバースの買いはありがたいことにストップで消えました。
代わりにUFJをスイング買いしています。さて、どうなることやら…
今はマーケットは悲観的ではないですね。これよりNISAのSPXL買い増しは延期中です。