優待銘柄で有名なクリレス HDが1/14に優待拡充と1:2分割を発表しました。
おかげさまで株価は大きく窓開けして上昇しましたね。
今回はクリレスHDの株価の今後を少しだけ見てみます。
Contents
マーケット参加者
この銘柄は優待狙いの個人投資家がメインです。
2019年4月以降、大量の空売りを仕掛けている機関投資家はいません。パワープレイで株価を下げる人がいないのは良いことですね。
ちなみに管理人は優待クロスは実施しない方針です。
空売りが多いのは、優待狙いで現物保有の個人投資家が、つなぎ売りをしているためだと思います。現物をずっと保有したいけど、値下がり怖いから空売りもするのでしょう。一般信用が多いのも逆日歩を気にしているためでしょう。証券会社が儲かっちゃいますね(笑)
また、優待狙いの個人投資家は保有株をあまり売らないと思います。
なぜなら優待拡充や長期保有特典が付くためです。
出典
クリエイト・レストランツ・ホールディングスの信用取引残高
指標的に割高ではないか?利回りは?
予想PERは58倍と「割高」です。
しかしメイン参加者は優待狙いの個人投資家ですので、PERやPBRは考慮してこないと思います。
むしろ「配当&優待利回り」を気にするハズです。
1/22現在の株価2302円、2月末の分割前に買うとします。
優待拡充後の配当&優待利回りは以下のようになります(配当は2020/2期予想を使用)
分割前 株数 | 配当&優待利回り | 継続保有優遇含む利回り |
100株 | 4.0% | なし |
200株 | 3.1% | 4.0% |
優待拡充は2020年8月末からですので注意してくださいね。
配当&優待利回りが4%なら、まだ買ってくる個人投資家がいると思います。
この会社はM&Aが上手であり、優待が使用できる店舗が徐々に多くなるのが特徴です。ホルダーにはうれしいですね。
特別な年
今年は米大統領選挙や東京五輪があり、特別な年です。
いくら優待狙いの買いが入っても、マーケット全体が落下すればクリレスも売られます。
コレだけは忘れないでください。
まとめ
ざっくりまとめます
参加者メインは個人投資家
配当&優待利回りは4%
マーケット全体の下落に注意
それでは良い優待ライフを。